Thailand(タイ)やBangkok(バンコク)に関するニュースを紹介し、 それに関連するネタについて書くタイブログです。

タイ人にとって犬とは?

タイ人にとって犬とは?

記事の紹介

 

回は、CNN.co.jpさんの記事、「タイ沖220キロで泳ぐ犬、油田作業員が救助」のご紹介です。

 

 バンコク(CNN) タイの沖約220キロの石油掘削施設で、必死に泳いでいる犬を作業員らが見つけて救助した。犬はその場で手厚く世話を受けた後、タイ本土の動物病院へ運ばれた。

 救助されたのは「アスピン」と呼ばれるフィリピン産の雑種犬。米シェブロンの作業員らが12日に発見した。

 タイランド湾のはるか沖合までどうしてたどり着いたのかは分からない。作業員らが棒を差し出したが、波にもまれてうまくつかまれない様子だった。寒さに震えながら、声もあげずに悲しそうな目で作業員らを見上げ、「どうか助けて」と訴えているように見えた。

 作業員らはロープを投げて犬の体に巻き付け、引き上げることに成功した。入浴させて水分や電解質を補給し、タイ語で「生き延びた者」を意味する「ブーンロッド」と名付けた。それでも震えが続き、疲れ切って立ち上がることもできなかったという。  

≪つづく≫

 

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タイ人と犬

 

今回の記事は、「アスピン」と呼ばれるフィリピン産の雑種犬がタイの沖約220キロの石油掘削施設で、必死に泳いでいるところを救助されたという記事でしたが、近年、日本と同様にタイはペットブームに沸いています

 

 

バンコクではチャトゥチャック・ウィークエンドマーケット内を初め、多くのペットショップがあり、犬についてはさまざな犬種が売られており、洋服などのアイテムもたくさん売られているのを目にします

 

ペット人気から、以前紹介したタラート・ロットファイ・ラチャダーと並び人気を集めているシーナカリン通りにある鉄道市場、タラート・ロットファイ・シーナカリンの近くにある大型ショッピングセンター「パラダイスパーク」の裏手にはペットショップはもちろん、トリミングサロンから動物病院までペット関連のお店が建ち並ぶ通称「ペットショップ通り」があります

 

 

 

 

 

また、日本人が多く住んでいるバンコクのスクンビット通り周辺にはペットを飼っている日本人向けに日本人経営のペットショップや日本人トリマーがいるペットショップなどもあります

 

 

最近では、バンコクを中心として寿司店や寿司の屋台などをはじめとする生魚を扱う飲食店向けに無許可で海外から「食用の魚」を持ち込む人が非常に多くなっており、スワンナプーム空港では、「検疫探知犬」が大活躍しているニュースもあり、犬はタイ人に非常に愛されているように見えます

 

 

 

しかし、タイに旅行をした人ことがある人はご存知だと思いますが、イではそこら中で犬が歩いていたり、道端に寝ていたりと、街中には多くの野良犬がおり、こういったことから、タイで犬は昔から「怠け者の代名詞」とされています。

 

こういったことから、タイ語の中で「犬(マー、หมา)」という単語が含まれる言葉には非常に悪い言葉が多く、そういった言葉はタイでは絶対に口にしてはいけません。

 

代表的なものとしては、「寺(ワット、วัด)」という言葉が入るหมาวัด(マーワット)は「寺でダラダラ寝ている犬のような奴」といった意味を持ち、หมาปาก(パークマー)と「口(パーク、ปาก)」をつけると犬の口となり、そこから「口が悪い」という意味になったり、ไอ้ชาติหมา(アイチャートマー)と言えば、「犬のような下等な奴」などといった意味を示します

 

 

犬に関する病気

 

タイでは野良犬が多いことから、犬に噛まれることも多く、毎年、10人以上の方が狂犬病で死亡しています

 

 

 

英語では、rabiesと呼ばれるこの狂犬病は、世界中で毎年約5万人の死者を出しており、その95%以上はアフリカとアジアであるようで、人間が感染した場合、発熱や食欲不振などから始まり、最終的には昏睡状態に陥り、呼吸障害によりほぼ100%が死亡するという大変危険なウィルスです。

 

しかし、現在のところ残念ながら、発症後の有効な治療法はなく、罹患動物に噛まれた場合に備えて、予防接種を行うか、残念ながら噛まれてしまった後には、感染を防ぐためにワクチン接種等を行う以外にありませ

 

予防接種の狂犬病ワクチンについては、約1カ月間に3回接種しなければならないものが多く、費用も日本では約15,000円ほどかかるのが一般的です。

 

しかし、犬に噛まれてからワクチンを接種するよりも、タイにお出かけになる際には、渡航前に狂犬病ワクチンを接種しておくことが良いでしょう

 

 

おわりに

 

それでは、本日のまとめです!

 

・ タイではペットブームに沸いており、バンコクではチャトゥチャック・ウィークエンドマーケット内を初め、多くのペットショップがあり、犬についてはさまざな犬種が売られている

・ タイではそこら中で犬が歩いていたり、道端に寝ていたりと、街中には多くの野良犬がおり、こういったことから、タイで犬は昔から「怠け者の代名詞」とされている

・ タイでは犬に噛まれることも多く、毎年、10人以上の方が狂犬病で死亡しており、タイに出かける際には、狂犬病ワクチンを接種しておくのが良い

 

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