タイバーツが私の財布に入らない?
- 2021.02.04
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- タイの歴史, タイの習慣, タイ王室
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記事の紹介
今回は、産経フォトさんの記事、「タイ、国王の新紙幣話題 「大き過ぎる」と困惑も」のご紹介です。
タイ政府はこのほど、2019年のワチラロンコン国王の戴冠式をモチーフにした記念紙幣を発行した。その大きさや色から12日の発行以降「大き過ぎる」「現行紙幣と見分けがつきにくい」と話題になっている。
発行されたのは千バーツ(約3400円)と100バーツの2種類の紙幣で、ともに王室のシンボルカラーである黄色だ。千バーツは通常の2倍ほどの縦約18センチ、横約13センチ。会員制交流サイト(SNS)では「大き過ぎて財布に入らない」などと困惑する声も上がった。
タイではこれまでも通常より大きいサイズの記念紙幣が発行されてきたが、今回の千バーツ紙幣は過去最大だという。
100バーツの記念紙幣は現行の千バーツと色合いやサイズが似ており、SNSでは「50バーツの買い物をするため100バーツの記念紙幣を渡したら950バーツのお釣りがきた」とのエピソードも見られ、国民の混乱を招いているようだ。
≪つづく≫
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タイの通貨は?
タイの通貨は、ご存じの通りバーツ(Baht)で、以前は10バーツ紙幣も存在していましたが、現在は、1,000バーツ、500バーツ、100バーツ、50バーツ、20バーツの五種類の紙幣が流通しています。
タイの紙幣には、主に現役の国王の肖像画が使用されるため、現在は、ワチラーロンコーン国王の肖像画が使われた紙幣に加えて、2016年にご逝去されたプミポン・アドゥンヤデート前国王の紙幣も流通しています。
コインについては、10バーツ、5バーツ、2バーツ、1バーツの4種類があり、スーパーマーケットなどで買い物をした際に目にする、補助通貨としてサタン(Satang)があり、こちらは50サタン、25サタン硬貨の2種類です。
1バーツは100サタンなので、50サタン硬貨を2枚集めれば1バーツとして使用できますが、BTSなどの自動販売機にも対応していないことに加え、お釣りとしてさほど手にすることもないものですので、ホテルの部屋にチップとして置いていくのが良いかもしれません。
ワチラーロンコーン国王の戴冠式をモチーフにした記念紙幣が発行されたというのが今回の記事によると、発行された紙幣は1000バーツと100バーツの2種類ということですが、1000バーツ紙幣は通常の紙幣の約2倍の大きさがあり、サイズは縦が約18センチ、横は約13センチだそうで、これまでも通常の紙幣よりサイズの大きな紙幣が発行されたことはあったものの、これほど大きな紙幣は初めてのようです。
今回の記念紙幣は大き過ぎて財布に入らないので、コレクションとして保管するという方も多いかもしれませんが、記念紙幣に限らず1000バーツ紙幣はあまり持たない方が良いでしょう。
というのも、小さな商店やタクシーなどで1000バーツ紙幣を出すと、お釣りがないということで断られることが頻繁にあるからです。
日本円をタイバーツに両替する際には、できるだけ1000バーツ紙幣が含まれないようにお願いするか、1000バーツ紙幣があったら、セブンイレブンやスーパーマーケットなどで使ってしまうことをおすすめしておきます。
タイにはキャッシュレス決済サービスはないの?
日本では、SuicaやPASMOなどの交通系電子マネーやPayPayやLINE Pay、メルペイなどのQRコード決済サービスなどを初めとして、どれを使って良いのかわからなくなるほど多くのキャッシュレス決済サービスが存在しています。
タイにも日本ほどではありませんが、多くのキャッシュレス決済サービスがあります。
その中でも代表的なものは、PromptPay、TrueMoney Wallet、Rabbit LINE Payの3つと言えるでしょう。
PromptPayは、タイ政府による電子決済サービスで、銀行口座にIDカードや電話番号等を紐付けることによって、QRコードや電話番号で簡単に送金ができ、TrueMoney Walletは三代携帯キャリアの一つであるTrueが運営しているものでセブンイレブンやレストランなど多くのお店で利用できます。
Rabbit LINE Payは日本で言うところのSuicaのようなもので、バンコクのスカイトレイン(BTS)のプリペイドカードであるRabbitとLINE Payが提携したサービスです。
タイ版LINEアプリにクレジットカードやデビットカードを登録しておき、Rabbitカードに紐づけておけばBTSに乗車する際に運賃が自動的にクレジットカードやデビットカードから引き落とされるようになることから、長蛇の列の窓口や自動券売機に並ぶ必要もなく、下の動画のようスムーズにBTSに乗車することが可能となります。
また、モバイルウォレットとしては、ファミリーマートやマクドナルドなど多くの店舗で利用できることもRabbit LINE Payの特徴の一つでしょう。
おわりに
それでは、本日のまとめです!
・ タイでは、ワチラーロンコーン国王の戴冠式をモチーフにした100バーツ紙幣と1000バーツ紙幣の2種類の記念紙幣が発行された
・ 1000バーツ紙幣は通常の紙幣の約2倍の大きさがあり、サイズは縦が約18センチ、横は約13センチあり、これまで大きな紙幣が発行されるのは初めてのようである
・最近では、タイでも多くのキャッシュレス決済サービスがあり、その中でも代表的なものは、PromptPay、TrueMoney Wallet、Rabbit LINE Payの3つと言える
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