「タムルアン洞窟の遭難事故」ついに映像化!!!
- 2019.03.10
- エンターテインメントに関するニュース
- タイの事件, 映画
記事の紹介
今回は、朝日新聞デジタルさんの記事、「タイ洞窟救出、Netflixで映像化へ 少年に協力費」のご紹介です。
世界がかたずをのんで見守った、タイの少年ら13人の洞窟からの救出劇が、ヒット映画「クレイジー・リッチ!」を手がけた米映画会社によって映像化されることになった。少年らには協力費として、1人あたり200万~300万バーツ(約700万~1千万円)程度が支払われるという。
タイ文化省の関連機関によると、映像化するのは、ロサンゼルスなどに拠点を置く「SKグローバル・エンターテイメント」社。華人の超富裕層を描いた「クレイジー・リッチ!」も手がけた。近く正式に契約を結ぶ見通しで、動画配信サービス「ネットフリックス」で放映される予定という。
少年らが救出された後、映像化したいという申し出が内外の映画会社などから相次いだ。少年らに過大なストレスがかからないよう、タイ政府が間に入り、保護者らと話し合いながら各社の企画を審査した。
≪つづく≫
詳しくはこちらへ↓
タムルアン洞窟の遭難事故
昨年6月23日、タイ北部チェンライ県の地元サッカーチームの少年12人とコーチの13人が洞窟探検へ出かけ、大雨による洞窟内の増水で出ることができなくなり、取り残された事件はタイや日本のみならず、世界中で注目を集めました。
7月2日には、9日間にわたり行方不明になっていた13人の無事が確認され、非常に残念なことに少年たちの救出活動に参加したダイバー1人が亡くなりましたが、7月10日までに13人全員が救出されました。
この事故は「タムルアン洞窟の遭難事故」と呼ばれていますが、日本同様、タイにも多くの洞窟があり、その中でもタムルアン洞窟は、この洞窟がある山の形が女性が横たわった姿に似ていることから、「男性に強い恨みを持って亡くなった女性の体内」として地元の人達には恐れられているようです。
映像化が決定
このタムルアン洞窟の遭難事故で救出された13人のうち、4人が無国籍だったことなども話題になりました。
こちらに詳しく書きましたが、現在もタイでは多くの人が無国籍で、それによりパスポート取得が困難であったり、土地を所有することができなかったり、教育や医療を十分に受けることができなかったりなどといった多くの問題が存在します。
今回の映像化の決定で、少年たちが無事に生還した事実のみならず、こうした「タイの無国籍問題」についても取り上げられ、少しでも解決に近づくことを願いたいと思います。
おわりに
それでは、本日のまとめです!
・ 昨年6月23日、タイ北部チェンライ県の地元サッカーチームの少年12人とコーチの13人が洞窟探検へ出かけ、大雨による洞窟内の増水で出ることができなくなり、取り残された事件はタイや日本のみならず、世界中で注目を集めた
・ 7月2日には、9日間にわたり行方不明になっていた13人の無事が確認され、非常に残念なことに少年たちの救出活動に参加したダイバー1人が亡くなりましたが、7月10日までに13人全員が救出された
・ 今回の映像化の決定で、少年たちが無事に生還した事実のみならず、こうした「タイの無国籍問題」についても取り上げられ、少しでも解決に近づくことを願いたい
クリックをお願いします。
-
前の記事
毎日雨の中、サムイ島で撮影された小田桐奈々写真集 2019.03.04
-
次の記事
タイ観光庁の長期滞在プログラム「タイランドエリート」って何? 2019.03.20