Thailand(タイ)やBangkok(バンコク)に関するニュースを紹介し、 それに関連するネタについて書くタイブログです。

タイには魚は持ち込めません!

タイには魚は持ち込めません!

記事の紹介

 

回は、MBSさんの記事、「タイの空港ではたらく「検疫探知犬」 水際で魚の持込みを阻止」のご紹介です。

 

 日本食のブームが起きていて、寿司店が1年で倍近くにも増えているというタイ。しかし、タイでは魚を含めた水産物を事前申請なしに持ち込むことが禁じられています。そのことを知らずに海外から魚を持ち帰る人が後を絶たないということで、空港では持ち込みを水際で防ぐ対策が行われています。その現場を取材しました。

大忙しの「検疫探知犬」

 「タイの首都バンコクの空の玄関口、スワンナプーム国際空港です。こちらではきょうも検疫探知犬が一生懸命仕事をしています」(辻憲太郎解説委員)

 国際線と国内線合わせて1日に約16万人が利用するタイ・バンコクの「スワンナプーム国際空港」。多くのスーツケースが流れてくる手荷物受取所で日々活躍しているのが「検疫探知犬」です。

 荷物を一つ一つ嗅いでいったり、ターンテーブルの上に乗ってひたすら走り回ったり。大忙しの彼らがウワサの「さかな犬」なのでしょうか。

 「いえ、違います。一般的な検疫探知犬で、牛肉や豚肉、鶏肉を見つけることがほとんどです。ただ、たまに魚を発見してくれることがあるんです」(農業・協同組合省畜産振興局 ナッタカーン・クルパンさん)

 「スワンナプーム国際空港に、さかな犬がいるというウワサは真実ではありませんでした。たまに魚を発見することもあるということなんですね」(辻解説委員) 

≪つづく≫

 

詳しくはこちらへ↓

 

 

タイへの持ち込み、持ち出しが禁止されているもの

 

Suvarnabhumi」と書いて「スワンナプーム」と読む、この理由については以前、こちらでも紹介したのですが、今回はそのスワンナプーム空港のターンテーブル近くで持ち込みが禁じられているものを見つける検疫探知犬に関する記事の紹介でした。

 

 

 

タイへ持ち込みが禁じられているものとして、一番有名なのが規定量を超えた「タバコ」で紙巻タバコ200本(1カートン)、または葉巻など250gまでの持ち込みが許可されており、規定量を超えるタバコを所持している場合、1カートン当たり約4,785バーツ(約15,000円)の罰金が科されます。

 

さらに、2014年12月27日に「電子タバコ禁止条例」がタイ商務省から発令され、電子タバコの輸入・販売・所持・使用が禁止されたことにより、電子タバコや加熱式たばこの所持および使用は違法とされ、これに違反すると最高で懲役10年、罰金50万バーツ(約170万円)のいずれかが科されることとなり、最近では、IQOSなどを吸っている日本人の摘発が相次いでいます。

 

 

 

その他にも日本と同様に麻薬、わいせつ物などはもちろん禁止、酒は1リットルまで、スチールカメラ、ビデオカメラ各1台まで、フィルムはスチール用5本、ビデオ用は3本までなどのルールがあり、また、動物や肉などは検疫の対象となりますが、タイでは「食用の魚」をはじめとする「水産物」の持ち込みも禁じられており、たとえ真空パックであっても無許可で水産物を海外から持ち込んだ場合には100万バーツの罰金、もしくは懲役4年の刑が科されるようです。

 

近年、バンコクを中心として寿司店や寿司の屋台などをはじめとする生魚を扱う飲食店が急増しており、サーモンやマグロなどはタイの人から大人気を集めていることから、海外から「食用の魚」を持ち込む人が非常に多くなっているとのことです。

 

 

また、意外と知られていないのですが、タイからの持ち出す際に許可が必要なものとして、「美術品」、「骨董品」、「仏像」があります

 

特に「仏像」に関しては、チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケットや他のナイトマーケットなどで販売されているのを目にすることがありますが、日本に持ち帰る際には注意が必要です。

 

 

スワンナプーム空港で注意したいこと

 

今回は「空港」と「荷物」の話ということで、ここではスワンナプーム空港を利用する際に荷物について注意したいことを一点ご紹介したいと思います。

 

特に、スワンナプーム空港に到着し、「baggage claim」つまり「手荷物受取所」のターンテーブルで荷物を受け取る際には注意が必要です。

 

 

 

この動画からもわかるように、スワンナプーム空港のbaggage claimでは荷物が比較的高いところからターンテーブルに落ちてきます

 

これにより、スーツケースが破損してしまうことがありますので、私はいつも上方のベルトコンベアで自分の荷物を見つけたら、すぐに落下点に行き、落下点でスーツケースを受け取るようにしています。

 

 

おわりに

 

それでは、本日のまとめです!

 

・ 最近、海外から「食用の魚」を持ち込む人が非常に多くなっているが、タイでは「食用の魚」をはじめとする「水産物」の持ち込みも禁じられている

・ タイからの持ち出す際に許可が必要なものとして、「美術品」、「骨董品」、「仏像」がある

・ スワンナプーム空港のbaggage claimでは荷物が比較的高いところからターンテーブルに落ちてくるため注意が必要である

 

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