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タイの刑務所は世界一ヤバいのか?

タイの刑務所は世界一ヤバいのか?

記事の紹介

 

回は、MOVIE WALKERさんの記事、「“世界一ヤバい刑務所”の実態とは…多数の元囚人をキャスティングした映画がリアルすぎ!」のご紹介です。

 

 テレビ番組「クレイジージャーニー」などの影響により、世界の危険なスポットへの注目度が高くなっている今日この頃。そんな怖いもの見たさをさらに刺激してくれるような、“地獄”と呼ばれる刑務所を題材とした映画『暁に祈れ』が12月8日(土)より公開される。

 タイのチェンマイ中央刑務所とバンコク・クロンプレム中央刑務所に服役した経験を持つイギリス人ボクサー、ビリー・ムーアの自伝を映画化した本作。タイで闇ボクシングとドラッグに明け暮れる生活を送り、麻薬の保持で逮捕されてしまったビリーが、刑務所での過酷な日々を生き延びていく姿が描かれる。

 まず最初に怖気づいてしまうのが、受刑者たちの姿だ。入獄早々に、喧嘩沙汰を起こしたビリーは、最も凶悪な囚人が大勢集う房に移されてしまうのだが、そこにいるのは、体だけでなく顔にまでびっしりと刺青が入った強面ばかり。彼らと面と向かったビリーが萎縮してしまうほどの貫禄をまとっている彼らだが、それもそのはず。部屋のリーダーを演じているのは、強盗の罪で過去8年間の服役経験を持つ元ギャングのパンヤ・イムアンパイ。また彼だけでなく囚人役の多くに、元囚人をキャスティングしており、“ホンモノ”な雰囲気がムンムンと漂っているのだ

≪つづく≫

 

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タイが舞台となった外国映画

 

以前、こちらでは、タイ好きの人におすすめの「タイ映画」として、『ブンミおじさんの森』『愛しのゴースト』『ビューティフルボーイ(Beautiful Boxer)』などについて触れ、また、2018年9月22日より新宿武蔵野館で公開を開始し、公開初日の初回から14回連続満席を記録したことで、上映が拡大した『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』についても紹介しました。

 

 

 

また、「タイが舞台となった日本映画」として、『サヨナライツカ』『闇の子供たち』『七夜待』なども紹介したことがあります。

 

 

 

今回は、「タイ映画」でも「タイが舞台となった日本映画」でもなく、「タイが舞台となった外国映画」も以前紹介した『アンナと王様』を初めレオナルド・ディカプリオ主演の『ザ・ビーチ』など多くの映画があります。

 

 

 

今回の記事にある、『暁に祈れ』はイギリス人ボクサーであるビリー・ムーアの自伝ベストセラー小説が映画化されたもので、ムーアがタイで自堕落な生活を過ごすうちに麻薬中毒者になってしまったことで逮捕され、タイで最も悪名高い刑務所に収容されたが、その所内に設立されたムエタイ・クラブとの出会いが彼を変えていくというストーリーのようです。

 

 

この『暁に祈れ』は第70回カンヌ国際映画祭で話題になった『A Prayer Before Dawn』が、『暁に祈れ』の邦題で12月8日より東京、神奈川、大阪から始まり、全国順次公開されるようです。

 

 

タイの刑務所の特徴は?

 

日本の刑務所とタイのそれとは事情が全く違うことは日本に覚せい剤を密輸しようとしたところタイの空港で逮捕され、14年にわたりタイの刑務所に服役していた竹澤恒男氏の著書『求刑死刑 タイ・重罪犯専用刑務所から生還した男』で知ることができます。

 

 

 

これによると、著者はタイのドンムアン空港の出国ゲートでアンフェタミン系の覚醒剤を大量所持していたところを逮捕され、麻薬取締局で取り調べを受けた後に裁判となりました。

その中で、取り調べの際は日本語能力が乏しい通訳をつけられたり、裁判の際に弁護士にドタキャンされたりしながら死刑が求刑されたようです。

 

その後、当時、定員の倍近い囚人が収容されていたバンコクの隣、ノンタブリ県にある重罪犯専用刑務所バンクワン刑務所に送られました。

 

タイの刑務所は「更生施設」ではなく「懲罰施設」という位置づけであるため、囚人は刑務官の気分次第で殴られたり、エアコンも扇風機もないような劣悪な環境ですが、「金さえあれば快適に過ごせる」というのがタイの刑務所の特徴だそうです。

 

しかし、特に外国人には労役が科されないため、日銭を稼ぐこともできず、医薬品なども自分で購入しなくてはならないことから、囚人たちは自分の所持品や差し入れなどによって手に入れた日用品、食料品、タバコなどを販売したりしながら「生活費」を稼いでおり、また、携帯電話や麻薬の売買やサイコロやムエタイなどの賭博が日常的に行われたり、刑務官は囚人たちから賄賂を受け取るのが当たり前のような環境の中で殺人犯や麻薬密売グループなどと共に10年以上にわたって生活してきた内容がここに綴られています

 

 

 

タイでの生活を謳歌していた英国人の著者サンドラは軍事クーデターを機に英国帰国を決意したものの、収入は激減し、デング熱も発病したりする中、帰国費用を用意するためにヘロインの運び屋の依頼を受けるが失敗し、タイの空港で逮捕の後に25年もの刑期を宣告されました。

このタイ女子刑務所服役した英国人女性による体験記『「バンコク・ヒルトン」という地獄―女囚サンドラの告白』もタイの刑務所を知るにはおすすめです。

 

 

 

おわりに

 

それでは、本日のまとめです!

 

・ タイ好きの人におすすめの「タイ映画」として、『ブンミおじさんの森』、『愛しのゴースト』、『ビューティフルボーイ(Beautiful Boxer)』、また2018年9月22日より新公開を開始し、公開初日の初回から14回連続満席を記録した『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』がある

・ 「タイが舞台となった日本映画」として、『サヨナライツカ』や『闇の子供たち』、『七夜待』などがあり、「タイが舞台となった外国映画」は今回の『暁に祈れ』の他にも以前紹介した『アンナと王様』を初めレオナルド・ディカプリオ主演の『ザ・ビーチ』など多くの映画がある

・ 『暁に祈れ』の舞台となったタイの刑務所については、14年にわたりタイの刑務所に服役していた竹澤恒男氏の著書『求刑死刑 タイ・重罪犯専用刑務所から生還した男』で知ることができる

 

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