Thailand(タイ)やBangkok(バンコク)に関するニュースを紹介し、 それに関連するネタについて書くタイブログです。

タイ人だっていつも微笑んじゃいられない!

タイ人だっていつも微笑んじゃいられない!

記事の紹介

 

回は、JIJI.COMさんの記事、「『ほほ笑みの国』なのに…=空港出迎え係、仏頂面で謝罪-タイ」のご紹介です。

 

 【バンコク時事】「ほほ笑みの国」と呼ばれるタイで、空港の観光客出迎え係の女性2人が「不機嫌な顔をしていた」と非難を浴び、観光警察に呼び出される騒ぎになった。2人はタイのイメージを傷つけたとして国民に謝罪。雇用主の写真サービス会社は事実上の解雇処分にした。

 2人は10代の学生アルバイト。バンコクのドンムアン空港で伝統衣装に身を包み、到着した中国人団体客の首に花飾りを掛け、両手を合わせながら記念写真に納まる役目を担っていた。

 ところが、仏頂面で花飾りを雑に観光客に掛け、写真撮影の瞬間だけ作り笑いを浮かべる様子を写した動画がインターネットで拡散。出迎え係がチップをもらった時だけほほ笑むパロディー動画まで登場した。

 記者会見に臨んだ2人は神妙な表情で、「暑い日に通気性の悪い衣装を着たので疲れていた」と釈明。「不適切な行為を謝りたい」とうなだれた。

≪つづく≫

 

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微笑みの国タイ

 

ブータンは「幸せの国」、タイは「微笑みの国」などとよく言われます。

それでは、なぜ「微笑みの国」と呼ばれているのでしょうか?

タイ人の笑顔はとても自然非常に明るい人やフレンドリーな人が多い、などの理由が挙げられますが、下の『タイ検定』のコラムには次のような記述があります。

 

 

 

タイ人は小さいこ頃からよく「微笑みなさい」と大人から言われる。微笑まない子は愛嬌がない、かわいくない、「人に好かれたいのなら微笑みなさい」と言われるので、何かについてよく微笑むようになる。実際、タイではよく微笑む人はまわりから好かれ、評価が高い。しかし日本の親は、子どもにしっかりと言葉であいさつするようにと教えるが、「できるだけ微笑みなさい」とか「きれいに微笑みなさい」とは教えない。

タイ人の微笑には、「私はあなたに心を開いていますよ。敵ではないですよ」という意味が含まれている。だから知っている人に会うとお互いに微笑みかける。あいさつの言葉を交わさなくても微笑み合うだけで、タイ人はそれでほっとし、あいさつしたと了解するのだ。

 

 

このように、タイ人の微笑みは、小さいころからの教育によるところが大きいのでしょう。

 

また、「微笑みの国」というのはタイ国政府観光庁(TAT)が観光客誘致のために制作したポスターのキャッチフレーズが由来であると言われており、現在でも、2016年6月からタイ国際航空とタイ政府観光庁によって、新プロモーション「スマイルタイランド」が開始され、思わず笑顔になってしまう「微笑みの国タイ」の魅力をアピールしています。

 

 

 

 

 

タイの人々の明るさ

 

タイに行くと、先ほども書きましたが、タイ人には非常に明るい人やフレンドリーな人が多く、タイという国自体が非常に明るいと感じることがしばしばあります。

 

例えば、タイでおなじみのタイ風しゃぶしゃぶタイスキのチェーンストアであるMKレストランでは、店員さんたちが音楽に合わせて踊り出すことがあり、MKダンスとして親しまれています。

 

 

 

 

最近では日本にも、MKレストランが進出しておりますが、残念ながら現在のところ日本のMKレストランではMKダンスは見られないようです。

 

また、2014年にオープンしたチェンマイマンヘミンエリアにある大型ショッピングモールMAYA(メイヤー)では、ダンスをするガードマンに会うことができます。

こちらの男性は、踊るセキュリティーガードとして度々タイのテレビにも登場しているようです。

 

 

 

このように非常に明るい人が多いタイではありますが、「空港の観光客出迎え係」という仕事であったとしても、「不機嫌な顔をしていた」と非難を浴びたり、それによって、観光警察に呼び出されたり、職場を解雇されるというのはかわいそうな気がしてなりません。

 

明るいタイ人だっていつも微笑んじゃいられません。

 

 

おわりに

 

それでは、本日のまとめです!

 

タイ人の微笑みは、小さいころからの教育によるところが大きい

・ 「微笑みの国」というのはタイ国政府観光庁(TAT)が観光客誘致のために制作したポスターのキャッチフレーズが由来のようである

・ タイ人には非常に明るい人やフレンドリーな人が多く、タイという国自体が非常に明るいと感じることがしばしばある