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大気汚染は中国だけじゃない!バンコクでもPM2.5に注意!!!

大気汚染は中国だけじゃない!バンコクでもPM2.5に注意!!!

記事の紹介

 

回は、Newsweekjapan.jpさんの記事、「深刻化するバンコクの大気汚染 熱帯の都市にマスク着用は根付くか?」のご紹介です。

 

<大気汚染が悪化しているのは中国や韓国だけではない。タイでは首相自らマスク着用を呼びかけるほど問題になっている>

 「微笑みの国」タイの首都バンコクでPM2.5などの微小粒子物質による大気汚染が深刻化しており、政府は航空機による薬剤散布で人工降雨による対策にも乗り出した。市民は外出時にはマスク着用などの自衛策で対応しており、日本からの観光客もマスク持参などの対策が求められている。

 1月13日朝、バンコク周辺の19か所で微小粒子物質PM2.5の数値が安全基準値を大きく超えて観測されたと、タイ紙「ネーション」などが大きく報じた。特にナコーンパトム地区やチャトチャック地区では基準値の2倍近い数値となっており、健康への影響が憂慮されている。

 自動車の排気ガスや工場などからの粉塵に含まれるPM2.5は粒子が微小のため、吸い込んだ場合肺の奥まで達して呼吸器系や循環器系に健康被害をもたらす懸念が指摘されている。肺がんや喘息を誘発する可能性もあるという。

プラユット首相が陣頭指揮

 こうした深刻化するバンコクの大気汚染についてプラユット首相は1月14日にFaceBook上で「政府は天然資源省や環境省が大気問題の解決を検討、模索中である」としたうえで、「バンコク市内の各地区で道路の清掃と散水を行っている。これにより大気中の粉塵を削減することができるからである。特に大気汚染がひどい地区の市民は外出時にはマスクを着用することを薦める」と情報発信した。

 バンコクでは乾季のためこのところ大気の乾燥が続き、道路などの粉塵が風で舞い上がることで大気汚染が深刻になっている。こうした事態を受けてプラユット首相の指示に基づき公害防止局は地域の行政組織等に対して「毎日道路上を清掃すること」「道路や路地に散水すること」で少しでも大気汚染を軽減する努力を始めている。

 またバンコク保健当局は特に大気汚染の激しい地区では外出時のマスク着用を呼びかけている。

 バンコク市内では交通整理に当たる警察官が排気ガス対策で黒いマスクを着用しているのは昔から有名だが、一般市民の間ではマスクは「イラストやアニメで描かれるファッションの一部」としてしか認識されていないのが現状である。

 当然ながら保険当局などのマスク着用の呼びかけに対しても反応は鈍く、また市内で一般に市販されているマスクでは細かい粒子のPM2.5は防げないこともあり、バンコクでマスクを着用している市民は10%にも満たないという。

 このため米国のN95 あるいは日本のDS1というような微小粒子物質を防ぐことが可能な規格の高品質なマスク着用が求められており、日本からバンコクを訪れる観光客やビジネスマンは日本国内でそうしたマスクを購入、持参して自衛することが望ましい状況となっている。 

≪つづく≫

 

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そもそもPM2.5とは?

 

PM2.5とは大気中に浮遊している粒径2.5μm(2.5mmの千分の1)以下の微小粒子状物質のことを指します。PMとはParticulate Matter(粒子状物質)の頭文字をとったもので、μ(マイクロ)は100万分の1の単位で、ここでいう、2.5μm(マイクロメートル)は髪の毛の1/30程度太さで、それは花粉より小さいとされています。

 

このPM2.5は、単一の化学物質ではなく、炭素、硝酸塩、硫酸塩、金属を主な成分とする様々な物質の混合物で、その発生源としては、自動車、船舶、航空機、工場などで物が燃焼することで直接発生するばい煙や粉じんや、様々な物質の大気中での化学反応による揮発性有機化合物の略称であるVOC、硫黄酸化物(SOx)などがあり、また、火山や黄砂、植物から蒸発するVOCなどの自然に起源するものも発生源として挙げられます

 

 

粒子の大きさが非常に小さいPM2.5は、吸い込んでしまうと肺の奥深くにまで入り込みやすく、ぜんそくや気管支炎などの呼吸器系疾患や循環器系疾患などのリスクを上昇させ、特に呼吸器系や循環器系の病気がある方や、お年寄りや子どもなどは特に注意が必要です。

 

近年、中国では、PM2.5を初めとする深刻な大気汚染が発生しており、それは、北京空港に飛行機が着陸できないといった問題が出るほどで、その大陸の大気汚染が影響して日本のPM2.5濃度が上昇することで、健康に影響が懸念されていますが、工場などのばい煙発生施設や自動車排出ガス規制などにより平均的な濃度は減少傾向にあるものの、濃度は季節による変動があり、例年、3月から5月にかけて濃度が上昇する傾向が見られるのも事実です。

 

 

中国だけではなくバンコクでも!

 

記事にもあるに、最近ではタイの首都バンコクでPM2.5などよる大気汚染が深刻化しており、首相自らマスク着用を呼びかけるたり、政府が航空機による薬剤散布で人工降雨による対策にも乗り出したりもしているようです。

 

 

 

日本ではインフルエンザや花粉症対策、さらには女性が化粧をしていないときにマスクを着用するなど、「マスク」というものが必需品となっていますが、タイでは、警察やトゥクトゥクの運転手の方でもない限り、マスクを着用している人はかなりの重病人で街中でマスクを着用している日本人の姿に非常に違和感を持っているという話をよく耳にしていました。

 

しかし、最近では、タイの街中でもマスクを着用している人を目にすることが多くなりました。

 

 

 

そんな中、マスクが品切れになる店が続出しており、また、いろいろなおしゃれなマスクが売られるようになってきているようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、先日、「魚の持ち込み」のお話を紹介しましたが、スワンナプーム空港では、訪タイする人やタイへ帰国する方々が大量のマスクを持ち込む事案が多数発生していて税関チェックが厳しくなっているようで、魚だけではなくマスクの持ち込みにも注意が必要です。

 

 

 

おわりに

 

それでは、本日のまとめです!

 

・ PM2.5とは大気中に浮遊している粒径2.5μm(2.5mmの千分の1)以下の微小粒子状物質のことを指す

・ PM2.5を吸い込んでしまうと肺の奥深くにまで入り込みやすく、ぜんそくや気管支炎などの呼吸器系疾患や循環器系疾患などのリスクを上昇させ、特に呼吸器系や循環器系の病気がある方や、お年寄りや子どもなどは特に注意が必要

・ 最近ではタイの首都バンコクでPM2.5などよる大気汚染が深刻化しており、首相自らマスク着用を呼びかけるたり、政府が航空機による薬剤散布で人工降雨による対策にも乗り出したりもしている

 

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