日本とは違う?タイの学校の特徴
- 2018.12.24
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記事の紹介
今回は、商業界ONLINEさんの記事、「タイから世界へ寿司職人を送り出す!? 日本食ブーム・タイで寿司職人養成学校始まる」のご紹介です。
2018年10月。バンコクに寿司職人を育成する学校が誕生した。学校名は飲食人大学バンコク校。飲食業界で働く実践的な人材を育成する飲食人大学がバンコクに開いた学校だ。
運営するのは、飲食人大学とFC契約を結んだルックイーストジャパン。和牛の輸出を中心に食関連の貿易・輸出入業務支援を行う同社が、なぜ海外に寿司職人を養成する学校を立ち上げたのか。そもそも、なぜタイである必要があったのだろう。学校開設までのいきさつを代表の清水英明氏はこう振り返る。
「ドバイをはじめ、海外のレストランやホテルに和牛の営業に出かけると、オーナーがみな口を揃えたように『和食の職人が足りない』『とりわけ寿司の職人が不足している。奥の厨房は他の国の人材でも構わないが、カウンターに立つのはやはり日本人がいい』というんですね。寿司の人気は世界的に高まっているのに、日本人の人材は圧倒的に足りていない。そんな発言が耳に残っていたときに、中東へのトランジット地であるバンコクに降り立ってみると、寿司店の人気が非常に高いことがわかったんです」
清水氏が指摘するように、タイはまぎれもない寿司大国だ。日本貿易振興機構(JETRO)の調べによれば、タイで「日本食」を看板に掲げる店は約3000店。中でも寿司店は多く、2017年度の寿司店の数は前年よりも201店増加し、計454店に達している。全体としては閉店する店が増え、過当競争に陥っている日本食料理店マーケットにあって、寿司店だけはいまも例外といっていい。
海外で不足している寿司職人をバンコクで育成すれば、タイに、そして世界に送り出せるのではないか。頭の中に浮かんだこの事業プランを実現させようと、清水氏はかねてからの友人でもあり、飲食人大学を運営するRETOWNの社長(当時)に連絡を取り、快諾を受けてFC契約を締結。ここに、基本的な寿司の技術を3カ月で教育し、寿司職人として働く人材を養成するバンコク校の開校が決定した。
≪つづく≫
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商業界オンライン209 Shares2 Pockets 日本食ブーム・タイで寿司職人養成学校始まる -- タイから世界へ寿司職人を送り出...http://shogyokai.jp/articles/-/13162018年10月。バンコクに寿司の職人を育成する学校が誕生した。学校名は飲食人大学バンコク校。飲食業界で働く実践的な人材を育成する飲食人大学がバンコクに開いた学校だ。
タイの義務教育
タイの学校教育については、この秋に日本でも大ヒットを記録したタイ映画『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』を紹介した際、タイでは学歴格差・経済格差も広がり、裕福な家庭は学校へ賄賂を渡すことで子どもを入学させることが頻繁に行われることで、有名校への入学の選考基準は学生の質ではなく、家庭がどれだけ賄賂を払うかが重要で、裕福ではない家庭の子供には有名校への入学することが非常に困難であるという問題について触れました。
タイの教育担当の行政機関は「教育省」で、タイにはバンコク都を除いて地方自治体が設置した公立学校はなく、学校は原則として国立学校または私立学校で、教育制度について日本同様に「6・3・3・4制」が採用されており、5月1日から同月30日までに満6歳になると同年の5月16日に初等学校へ入学し、次に入学する前期中等学校卒業までの9年間が義務教育で、その後、後期中等学校、大学と続きます。
こちらも日本と同様に、タイ国民は法律の規定により、その子女に基礎教育を受けさせる義務を負うこととされており、「子供の身体または精神に欠陥がある場合」や「子供が保健省が定める伝染病を持っている場合」、「その子供が学校に行くことで、何か困る人ができてしまう場合」、「満14歳の誕生日を迎えていないにもかかわらず、文部省が定める小学校6年生の教育課程をすべて 修了している、またはそれに類する成績である場合」などの理由がある場合を除いては、就学させなかった両親・保護者または監督人に対しては1000バーツ以下の罰金が課せられるようです。
タイの小学校では、学校の中でお菓子が売られていたり、親がバイクで子供を学校に送っていき、学校が始まる前に学校の近くの屋台で子供一緒に朝食をとっている姿をよく見かけます。
タイの高等教育
タイでは小学校から大学まで一般的に制服があり、基本的には教育省が各学校段階の制服を定めているようですが、各学校が独自の制服を定めることもできるようで、特に、下の動画のようなタイの女子大生のピッタリとした特徴のある制服は有名です。
タイの大学については、卒業式が卒業の翌年の2月に行われるため、就職一年目に会社を休んで卒業式に出席するというのも日本とは違い、また、卒業証書は学生一人ひとりに証書を手渡され、国立大学については皇室の方によって手渡されるのもタイの特徴と言えるでしょう。
今回の記事にある「飲食人大学バンコク校」と名付けられた寿司職人養成学校は、どのようなカテゴリに入るかは不明ですが、タイでは大学をはじめとする高等教育は受けず、職業訓練校などで実学を学ぶ道に進む人も多いようです。
先日、今クールに放送されたTBSテレビ火曜ドラマ『中学聖日記』の最終回で、有村架純が演じる主人公の末永聖がタイで日本語教師になったのをご覧になった方も多いかもしれませんが、タイでは日本語を学ぶ方が非常に多く、国際交流基金が2015年度に実施した、「海外日本語教育機関調査」の結果報告書では、タイ人の日本語学習者は2015年には2012年と比較して、44,201人増え、173,817人となり、東南アジアではインドネシアに次いで2番目に日本語学習者が多い国としても知られています。
おわりに
それでは、本日のまとめです!
・ タイの教育担当の行政機関は「教育省」で、タイにはバンコク都を除いて地方自治体が設置した公立学校はなく、学校は原則として国立学校または私立学校で、教育制度について日本同様に「6・3・3・4制」が採用されている。
・ タイでは小学校から大学まで一般的に制服があり、特に、タイの女子大生のピッタリとした特徴のある制服は有名である
・ タイは東南アジアではインドネシアに次いで2番目に日本語学習者が多い国としても知られている
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