バンコク・スカイトレインBTSは何の略?
- 2018.07.01
- 電車に関するニュース
- BTS, MRT, 交通, 渋滞
記事の紹介
今回は、newsclipさんの記事、「バンコク高架鉄道BTSの故障、携帯電話で電波障害?」のご紹介です。
バンコクの高架鉄道BTSで運行の遅延が相次いでいることについて、BTSの運行会社BTSCは26日、信号システムの変更による不具合と携帯電話による電波障害が原因だと発表した。
信号システムの変更は29日に終了するとしている。
携帯電話の電波については、プロームポン駅、アソーク駅、サイアム駅などで強い影響を受けていると主張した。
タイ通信放送委員会(NBTC)は同日、携帯電話の電波が実際に影響を及ぼしているかどうか調査を開始したと発表した。調査結果をまとめ、NBTC、BTSC、携帯電話キャリア大手DTACの3社で対策を協議するとしている。
BTSでは6月22日から27日まで連続して運行の遅延が続き、利用者からの反発が強まっている。
≪つづく≫
詳しくはこちらへ↓
バンコク・スカイトレインBTS
1999年12月5日に開業したバンコクの高架鉄道であるBTSですが、記事によると、最近、運行の遅延が相次いでいるということです。
開業時からドイツのドイツのポルシェデザインとシーメンス社が共同開発した車両を使用しており、2010年からは、中国の長春軌道客車製の車両が導入されました。
このBTSですが、スクムヴィットラインとシーロムラインがあり、BTSが通る下方にある道路から名づけられており、開業当初、スクムヴィットラインはオンヌット駅からチャトゥチャック公園があるモーチット駅までの17駅、シーロムラインは、MBKのある サナームキラーヘンチャート駅からチャオプラヤーエクスプレスのサートン船着場があるサパーンタークシン駅までの7駅でした。
現在では、オンヌットの5駅先のベーリング駅、サパーンタークシン駅から6駅先のバーンワー駅まで開業されており、スクムヴィットラインとシーロムライン共に、工事中の駅も含め、さらに先まで計画されています。
日本の電車と比較して大きく異なるところを挙げてみると、座席がプラスチック製であることや、飲み物の持ち込みが禁止されていること、改札口を通る際にセキュリティチェックが行われることがあること、改札口にカード式の切符を入れて、すぐに出てくるその切符を取ることによって改札口が開くようになっていること、更には、券売機に紙幣が入らないため、両替するための人で窓口が長蛇の列となっていることなどが挙げられます。
BTSは何の略?
BTSは2016年10月13日にご逝去された、プーミポン・アドゥンヤデート前国王が72歳の時に開業したため、「国王陛下ご生誕6周支記念高架鉄道」といった名称が正式名称としてあるものの、一般的には、運営会社である「Bangkok Mass Transit System Public Company Limited.」の頭文字からBTSと呼ばれています。
最近では、遅延が多いことから、BTSを批判するようなGRAB BIKEの広告が出たり、
Broken
Train
System
と揶揄されたりしているようです。
おわりに
それでは、本日のまとめです!
・ 最近、バンコク・スカイトレインBTS運行の遅延が相次いでいる
・ BTSは、スクムヴィットラインとシーロムラインがあり、BTSが通る下方にある道路から名づけられている
・ 運営会社である「Bangkok Mass Transit System Public Company Limited.」の頭文字からBTSと呼ばれているが、最近の遅延の問題からBroken Train Systemと揶揄されている
クリックをお願いします。
-
前の記事
タイの「麻薬」と「ロイヤルプロジェクト」 2018.06.25
-
次の記事
タイの「鉄道市場」と「線路市場」 2018.07.07