記事の紹介
今回は、みんなの経済新聞さんの記事、「ドンムアン空港国内線ターミナルに『一風堂』新店 屋台のような空間に」のご紹介です。
ドンムアン空港国内線ターミナルに8月24日、タイ12号店目となる「一風堂」タイランド・ドンムアン・エアポート店がグランドオープンした。
手荷物検査通過後の搭乗ゲートへ向かうメイン通りに面した飲食エリアへ出店した店。中華レストランやカフェ、ハンバーガーショップなどが立ち並ぶ中、ラーメン店としては唯一の存在となる。タイ人だけでなく、国際線から乗り継ぐ外国人も多く、さらに航空関連会社の従業員らも利用するなど幅広い客層の利用が見込まれる。
店内には、紅白のちょうちんが提がり屋台のようなにぎわいを彷彿（ほうふつ）させるカウンター席と、航空機の離着陸を眺めながらゆったりとしたテーブル席を合わせて30席を設ける。ラーメンは「白丸スペシャル」（290バーツ）、「赤丸スペシャル」（310バーツ）、「からかスペシャル」（320バーツ）を用意。「唐揚げ丼」（180バーツ）や「博多肉飯温泉玉子付き」（180バーツ）、「チャーシューライス」（190バーツ）などの丼メニューも提供する。
営業時間は5時～23時。
≪つづく≫
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LCCで賑わうドンムアン空港
タイ語で「サナーム（広場）」の後に「ビン（飛ぶ）」を付けた「サナームビン（สนามบิน）」と言われる空港は、バンコクに2つあります。
今回の記事は、その1つであるドンムアン空港に福岡発祥の博多ラーメン「一風堂」がグランドオープンしたという内容です。
この一風堂も、タイでは今回オープンしたタイランド・ドンムアン・エアポート店で12店舗目とタイ人にもお馴染みとなっており、以前にも紹介しましたが、この一風堂のみならずタイには多くの日本の外食チェーン店が進出しています。
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今回、一風堂が出店したドンムアン空港は、バンコク中心から北の方向に位置し、2006年9月28日にスワンナプーム国際空港が開港するまで、バンコク国際空港 （Bangkok International Airport）として世界中の便が発着する空港でしたが、現在は国際線、国内線ともにタイ・エアアジア、タイ・ライオン・エア、ノックエア、オリエント・タイ航空、スクート、マリンド・エアなどのLCCを中心とした便が発着する空港として大活躍しており、2015年には上半期の利用者は1,340万人を記録し、 LCC旅客数世界最多となりました。
LCCについては、こちらもあわせてご覧ください。
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Suvarnabhumiはスワンナプーム？
バンコク2つ目の空港は、シンガポール・チャンギ国際空港や香港の啓徳空港と並んで東南アジア有数のハブ空港である、バンコク中心地から東に位置するスワンナプーム国際空港で、スワンナプームの「スワン（สุวรรณ）」は「黄金」を意味し、「プーム（ภูมิ）」は「土地」や「陸地」を意味しています。
実際には、バンコクではなく、東に隣接するサムットプラーカーン県バーンプリー郡に位置しているのですが、千葉県にあるディズニーランドが東京ディズニーランドという名称であることや、成田空港がかつて「新東京国際空港」と呼ばれていたのと同様に、以前のドンムアン空港に代わって「バンコク国際空港」と呼ばれたりすることもあります。
このスワンナプーム国際空港は英語で「Suvarnabhumi International Airport」と表記され、「スワンナプーム」ではなく「スワンナブーミ」または「スバンナブーミ」じゃないの？と思った方も少なくないかもしれません。
このスワンナプームという言葉はサンスクリット語の「スヴァルナブーミ」が由来で、仏典にも出てくる言葉だそうですが、「ヴァ」と「ブーミ」という音がタイ語の中には存在しないため、インドからこの言葉が入ってくる際に、タイ語なまりとして「スワンナプーム」という発音に変化したようです。
成田国際空港の約3倍の敷地面積を誇る世界最大級の国際空港であるこのスワンナプーム空港は、現在、ターミナルは1つのみですが、この6月に第2ターミナルの建設計画が決定し、2019年に工事を着工、2021年に下の動画のような形で開業する予定のようです。
おわりに
それでは、本日のまとめです！
・ タイ12号店目としてドンムアン空港に福岡発祥の博多ラーメン「一風堂」がグランドオープンした
・ ドンムアン空港はLCCを中心とした便が発着する空港として大活躍しており、2015年には上半期の利用者は1,340万人を記録し、 LCC旅客数世界最多となった
・ スワンナプーム空港のスワンナプームという言葉はサンスクリット語の「スヴァルナブーミ」が由来で、インドからこの言葉が入ってくる際に、タイ語なまりとして「スワンナプーム」という発音に変化した
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