コロナが終息したら、ペッチャブーンに行ってみよう!
- 2020.04.29
- 場所に関するニュース
- イサーン, タイの歴史
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記事の紹介
今回は、朝日新聞デジタルさんの記事、「マトリョーシカのような?大仏が タイのリゾート地ペッチャブーン」のご紹介です。
日本人の父とタイ人の母を持つ写真家、野見山大地さんの連載「タイ 上から撮るか、下から撮るか」。ドローンによる空中撮影から水中での撮影まで、ひとひねりした視座の写真を得意とする野見山さんが写真と文章でお届けします。第13回はペッチャブーンです。まるでマトリョーシカのような不思議な仏像のあるワット・プラタート・パーソンケーオをはじめ見どころの多い、地元の人々にも人気のリゾート地です。
スイスになぞらえられるリゾート地
ペッチャブーンはタイの中部に位置する県で、標高が高く年間を通して気温が安定しているため、避暑地としても人気です。自然も豊かで「タイのスイス」とも呼ばれます。バンコクから約400km北にあり、アクセスがよいとは言えませんが、ユニークな寺院や雲海を見ることができるなど観光スポットが多く、タイ人にとっては週末ドライブなどにぴったりの場所です。
ペッチャブーン最大の見どころといえば、タイで一番奇抜な寺院とも言われるワット・プラタート・パーソンケーオでしょう。ペッチャブーン市街地から車で1時間弱の、周囲を山で囲まれた場所に建てられた、修行や瞑想(めいそう)のための寺院です。
大きさの違う五つの大仏がマトリョーシカのように連なっている姿は、一度見たら忘れることはできないでしょう。トップ写真は大仏の正面にあるオブジェ越しに撮ったものですが、まるで神羅万象を表しているかのようです。
ワット・プラタート・パーソンケーオのもう一つの見所は、陶器などをタイルにして作った寺院建築です。スペインのバルセロナにあるガウディ作のグエル公園を思わせる造りで、ここまでカラフルな寺院はタイでも珍しいです。
≪つづく≫
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「タイのスイス」ペッチャブーン
ペッチャブーン県はタイの北部、中部、東北部の間に位置し、ルーイ県、コーンケン県、チャイヤプーム県と接していることからもわかるように、ペッチャブーンの東側がイサーンです。
南側を見ると、接するのはロッブリー県、西に接するのはナコーンサワン県、ピチット県、ピッサヌローク県です。
「たくさんの宝石」を意味するペッチャブーンにはパーサック川が流れ、200mの高さから流れ落ちるタートモーク滝や12の層を成すソーンナーン滝、そして、「コー」という種類の木がたくさん生えていることから名付けられたとされる「カオ・コー」と呼ばれる連なる大小山脈もあり、自然がとても豊かな場所です。
雨季には、野生の花が一面に咲き誇る姿を見ることができ、夜になると、まさに宝石をちりばめたような星空が一面に現れます。
このような美しい景色と涼しい気候から避暑地として訪れる人も多く、タイのスイスとして知られています。
この「カオ・コー」ですが、特に11月は、以前、こちらで紹介したチェンカーンにある「プートック山」と同様、美しい「雲海」が見えることでも知られており、山の稜線には、大きな風車が数十基あり、ある大規模な風力発電設備も見ることもできます。
美しい自然に加えて、このペチャブーンは、スコータイ時代及びアユタヤ時代には軍事上の大変重要な土地とされていたと同時に、「プラ プッタ マハー タマラーチャーワット」の巨大な仏像や記事にもある、大きさの違う5つの大仏が連なっていることで有名な「プラ タート パー ソン ケオ」の白い仏像はなどを初め、歴史的に見ても一見の価値があるものが多数あります。
毎年1月には、スウィート・タマリンド&ペッチャブーン赤十字フェアが開催されます。
また、毎年10月には「ウム・プラ・ダム・ナム」という仏像の沐浴儀式が行われ、そこでは、地事がプラ・プッタ・マハ・タンマラーチャー仏を抱えて水の中に入る姿を見ることができます。
こういった時期に合わせて訪れるのも良いかもしれません。
ペッチャブーンにはどうやって行くの?
バンコクからペッチャブーンに行くには、主にバスを利用するのが良いでしょう。
下の地図からもわかるようにウィークエンド・マーケットで知られるチャトゥチャック市場から約1km北に向かったところに北バスターミナル(モーチット・マイ・バスターミナル)があります。
このモーチット・マイ・バスターミナルから毎日数本、ペッチャブーン行きのバスが運行しており、約350kmの道のりを約5時間半で結んでいます。
飛行機の旅も良いですが、ゆっくり時間をかけてバスで移動する旅も良いですね!
おわりに
それでは、本日のまとめです!
・ ペッチャブーン県はタイの北部、中部、東北部の間に位置している
・ ペッチャブーンには、「カオ・コー」と呼ばれる連なる大小山脈もあり、美しい景色と涼しい気候から避暑地として訪れる人も多く、タイのスイスとして知られている
・ バンコクのモーチット・マイ・バスターミナルから毎日、ペッチャブーン行きのバスが数本運行しており、約350kmの道のりを約5時間半で結んでいる
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