記事の紹介
今回は、FNN PRIMEさんの記事、「【独自】爆走バイク阻止で称賛 勇敢! 55歳日本人女子大生」のご紹介です。
タイの首都バンコク。
歩道を走る悪質ライダーに立ち向かう、1人の日本人女性が称賛されている。
フェイスブックより
「ついに最強の人を発見」
「こういう人を模範にすべき」
勇気ある行動で話題となっているのは、55歳の日本人女子大生だった。
タイの首都バンコクでカメラがとらえたのは、平然と歩道を走行するバイク。
すると次の瞬間、白いシャツの女性が、その行く手を阻もうと、仁王立ち。
車道に出るよう、悪質ライダーに注意した。
ライダーは、なおも女性の脇をすり抜けようとしたが、女性は体を入れながら、歩道から出るよう促した。
女性の気迫に押され、悪質ライダーはUターンをし、その場から走り去った。
この勇気ある行動をとったのは、6年前からタイの大学に留学している森本めぐみさん(55)。
森本さんは、「また夕方になったら、バイクがたくさん上がってくるんだろうなと思ったので、これはもう許せんと思って待ってたんです」と話した。
バンコクは、交通ルールを守らない、“歩道爆走バイク”が社会問題に。
警察は、罰金を引き上げ、取り締まりを強化しているが、逆ギレする悪質ライダーが続出。
悪質ライダー「なんでバイクにロックかけるんだよ」
警察官「なぜカッターを持っているんだ」
悪質ライダー「なんで俺を捕まえるんだよ!」
実は森本さんも、注意した相手から抵抗されたことがあるそうで、その相手には、合気道の技を決め、ギャフンといわせたという武勇伝も。
森本さんは、「やられたときに自分の身を守らないといけませんので、合気道の技を使いました。もし事故が起きたときに、あなたも経済的にも、身体的にも損害を受ける、そのことを知ってもらいたい」と話した。
≪つづく≫
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世界でも有数の渋滞都市バンコク
以前も紹介しましたが、タイは自動車産業が非常に盛んなことから、「東洋のデトロイト」と呼ばれることもあり、その中でもバンコクは世界でも有数の渋滞都市で、“The TomTom Traffic Index 2016 data“の世界の渋滞都市ランキングでも2位となっています。
以前から、非常に有名だった「バンコクの渋滞」ですが、これは、2011年から2012年に行われたインラック前首相の目玉政策の一つである、「1台目の自家用車購入に対する減税措置」がバンコクの自動車の多さにさらに拍車をかけたと言われています。
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こちらの記事にもあるように、この自動車の多さから、駐車禁止のところに縦列駐車をしたり、駐車している車が出ることができないと一目でわかるような場所に駐車している光景も当たり前となっており、そういった際に、誰でも邪魔な車を動かせるようにと、駐車するときにはサイドブレーキをかけないという暗黙のルールも存在しています。
記事の紹介 今回は、clicccarさんの記事、「これ、事故に遭ったクルマじゃないです……バンコク駐車場のヘビーな人々」のご紹介です。 東洋のデトロイトと呼ばれ、自動車産業が盛んなことで知られるタイ王国。その首都の北側にモーチットという場所があります。ここはBTSという高架鉄道と地下鉄の両方の駅が存在する場所です。この写真はモーチットの駐車場で見かけたものです。まるて追突事故のような状況ですが、これは普通に駐められているだけなのです。よく、フランスをはじめとする欧州圏では路上での縦列駐車が当たり... 日本にはないタイの駐車場での常識は? - チャイさんのロッダイマイ? |
自動車が多いからバイクも多い!
このように、自動車が多いことから至る所で渋滞をしているバンコクの中で、スムーズに移動するには、BTSや地下鉄、船などさまざまな手段がありますが、その中でも、一番身近で便利なのがバイクです。
買い物に行ったり、通学したり、子供を学校に送りに行ったりと学生からお年寄りまで、タイ語で「モータサイ(มอเตอร์ไซค์)」と呼ばれるバイクを利用し、バイクを使わず電車やバスに乗って出かける際には、自分の家から大通りまで、また、自分の家から駅までといったちょっとした距離を歩くことなくバイクタクシーで移動することもしばしばで、最近ではGrabを利用してバイクタクシーを呼ぶこともできるのでますます便利になり、庶民の足としてバイクは大活躍しています。
タイで非常によく目にするのは、HONDAウェーブ125に代表されるようなバイクが一般的で、これは、日本では「タイカブ」と呼ばれているバイクで、このバイクに2人乗りはもちろん、3人乗りは当たり前、4人以上の人が乗っているのを見かけることもあります。
乗車人数オーバーのみならず、記事にもあるように歩道を突っ走っていくバイクも珍しくはなく、大通りを逆走たり、猛スピードで車の脇をすり抜けていくバイクがいるのも日常茶飯事で、バンコクは渋滞の深刻さに加えて、自動車やバイクの事故率の高さでも有名です。
記事にある、こうした悪質ライダーに立ち向かう55歳の日本人女子大生は立派ですね!
タイの中でもバンコクに旅行に行く際は、犯罪に巻き込まれないように注意することももちろん必要ですが、事故に対しても十分注意してください。
おわりに
それでは、本日のまとめです!
・ タイは自動車産業が非常に盛んなことから自動車も多く、バンコクは世界でも有数の渋滞都市である
・ 渋滞をしているバンコクの中で、スムーズに移動するために庶民に利用されているのがバイクである
・ バンコクは渋滞の深刻さに加えて、自動車やバイクの事故率の高さでも有名なため、タイの中でも特にバンコクを訪れる際には事故にも十分注意が必要である
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