撮影する際にはご注意を!
- 2018.04.02
- 2018.04.08
- お店に関するニュース
- SNS, タイ料理
記事の紹介
今回は、HARBOR BUSINESS Onlineさんの記事、「SNSの浸透で「タイの飲食店」が変わっている! 悪評拡散を恐れる店員たち」のご紹介です。
東南アジアはほとんどの国で物価が安く、飲食店も日本より気軽に入ることができる。ただ、安い分サービス精神は希薄で、ときに不快な思いをすることもある。しかし、最近は屋台でさえ徐々に変化が出てきている。
例えばタイは東南アジアの中でも特に飲食店が多い。屋台、食堂に始まり、高級レストランや外国のチェーン店までさまざまある。そんな飲食店のタイ人経営者はいい意味でも悪い意味でも商売人だ。極端な例では料金表示を一切せず、客の身なりを見て料金をつける、いわゆるボッタクリも驚くべきことではないほどまかり通っていた時代もある。
とはいえ、元々タイの商習慣はそんなもので、相場はあるものの値切り交渉で高くも安くもなった。タクシーも1990年代後半までメーターがなく交渉制だったし、三輪タクシーのトゥクトゥクはいまだに交渉制になっている。だから、相場を知らない相手、それが外国人だろうがタイ人であろうが、ふっかけることは当たり前で、かつてはそこにいいも悪いもなかった。
もちろん、日本人にとっては物価が安く、ボッタクリ価格でも安いものだ。しかし、相場以上で掴まされたら誰だってあとで嫌な気分になる。これまではそんな気持ちは自分の中、あるいは自分と直接関わりのある人にしかぶちまけることができなかった。
そうした状況が近年になり、明らかに変わってきた。理由は、SNSの浸透で声を出す機会が増えたからだ。
≪つづく≫
詳しくはこちらへ↓
SNS大国タイ
最近、タイでは「店内や料理の撮影が禁止」という店がたまにあるようです。上の記事によりますと、これは従業員サイドが「万が一炎上した場合巻き込まれたら困る」というように過剰に気にしていることが理由とのこと。
イギリスの調査会社によると、タイのソーシャルメディアの普及率は67%で、これに対して、世界平均は37%、日本の平均はというと51%となっています。
1日当たりのソーシャルメディアの利用時間を見ても、日本の平均が40分であるのに対して、タイは2時間48分となっており、タイはSNS大国と言えるでしょう。
また、少々古いデータではありますが、下のLINE Corporationの「LINE 2015年4-9月 媒体資料」を見ると、タイでは非常に多くの方がLINEを使用しており、タイ警察も警察内部での情報交換のためにLINEアプリを活用した通信網をタイ全土に導入しているほどです。
こういった事情から、「店内や料理の撮影が禁止」といった飲食店が出てきているんですね。
とは言ってもほとんどのお店が…
現在では、渋谷や川崎、福岡などにも出店している、バンコクのカオマンガイの有名店、ラーン・ガイトーン・プラトゥーナムに行きました。
このように、店内は外国人を中心に大盛況。
店の外には、大行列が。
お隣にある緑のカオマンガイ屋さんにも大行列ができていました。
カオマンガイの他にもスープなどもおいしいこのラーン・ガイトーン・プラトゥーナムですが、これもSNSやインターネットの影響か、欧米人の姿も多く目にするようになり、私が行った際には、スマートフォンで動画を取りながら店員の方に話しかけたりしながら、実況中継をしている方を見かけました。
こちらのお店では、特に写真撮影を禁止されることもなく、スタッフの皆さんも忙しい中、気さくに写真撮影に応じているようでした。
基本的には、タイの飲食店において写真撮影や写真をネット上に投稿することに対して禁止・拒否されることはないようですが、十分に注意しながら旅の思い出の写真を撮影していきたいですね。
おわりに
それでは、本日のまとめです!
・ 最近、タイでは「店内や料理の撮影が禁止」という店がある
・ 1日当たりのソーシャルメディアの利用時間では、日本の平均が40分であるのに対して、タイは2時間48分でありタイはSNS大国である
・ 基本的には、タイの飲食店において写真撮影や写真をネット上に投稿することに対して禁止・拒否されることはないが、十分注意する必要がある
今回、ご紹介したラーン・ガイトーン・プラトゥーナム(Raan Kaithong Pratunam、ร้านไก่ตอน ประตูน้ำ)に機会があれば、ぜひお出かけください。
960-962 Phetchaburi Rd, Khwaeng Makkasan, Khet Ratchathewi, Krung Thep Maha Nakhon 10400
960-962 ซอย เพชรบุรี 30 ถนน เพชรบุรีตัดใหม่ แขวง มักกะสัน เขต ราชเทวี 10400
TEL:061-656-9659, 02-252-6325
営業時間:06:00-14:00、17:00-02:00
-
前の記事
タイで売れている自動車は? 2018.03.15
-
次の記事
タイでメジャーな日本の外食チェーン1番は8番? 2018.04.03